卓球初心者・これから卓球を始める方へ
他のひとのラケットの種類や打法を研究しよう!
卓球にはさまざまなラケット、ラバーの種類があります。さらに速攻型やカット型、ドライブ型などの戦法も選手によって異なります。
試合に勝つには、自分にピッタリなラケット、ラバー、戦法を把握しておき、対戦相手によって作戦を変えていくことも必要です。自分のテクニックだけでなく、相手の選手の研究も勝つ為には必要です。
これから卓球を始める方、始めようと思っている方は、まずゲームの基本的なルールについて覚えましょう。
1試合は、各ゲーム11点先取の7ゲーム制(4ゲーム先取)、または5ゲーム制(3ゲーム先取)のいずれかで行われます。
10対10になったときは「デュース」と呼ばれ、先に2点差を付けた方が勝ちとなります。
サービスは2本交代(ただしデュースのときは1本交代)です。
サービスがネットに接触して相手のコートに落ちた場合は、やり直しになります。それ以外の場合は、サーブミスになり、
相手の得点になります。
自分のコートに返球されたボールは、相手のコートに落ちるように返球しなければなりません。これが出来なかった場合、
相手の得点になってしまいます。
卓球のラケットには「シェークハンド」と「ペンホルダー」の2種類があります。用途に応じて使いやすいラケットを選びましょう。
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シェークハンド |
ペンホルダー |
特徴 |
福原愛選手も使っているラケットの形状です。バックハンドで強い球が打ちやすいという特徴があります。ラケットを、握手をするように持つことからこう呼ばれています。 |
手首の自由が利き、いろいろな角度が出しやすいので多彩な台上プレーができる特徴があります。鉛筆を持つようにラケットを握ることからこう呼ばれています。 |
種類 |
攻撃用 |
ドライブやスマッシュを多用して、積極的に攻撃するプレーヤーに適している |
オール
ラウンド用 |
コントロールを重視し、攻撃と守備のバランスを考えたオールラウンドプレーヤーに適している |
カット用 |
中・後陣でカットを主体にするプレーヤーに適している |
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ドライブ用 |
ドライブ強打を主戦武器として、積極的に攻撃するプレーヤーに適している
※ブレード形状:角型 |
速攻用
ラウンド用 |
前陣においても、フォア・バックの操作がやりやすく、攻撃と守りに適している
※ブレード形状:角丸型、丸型 |
速攻用 |
ラケットの両面に異質ラバーを貼り、多彩な球質を作り出す |
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グリップ |
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■FL(フレア) 重心がグリップ先にきて、手のひらにフィット |
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■ST(ストレート) 打法によってグリップが変えやすく、同じ幅で直線的なグリップ |
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■AN(アナトミック) 手のひら全体にフィットし、安定感のある波形グリップ |
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■CO(コニック) ブレードに接する部分が細くなっているグリップ |
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■日本式ペンホルダー 裏面は半円のコルクが付いている |
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■中国式ペンホルダー シェークハンドのグリップを途中で切ったような形状 |
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■反転用ペンホルダー 試合中に回しながら打てるように工夫されたグリップ。両面にラバーが貼れる。 |
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シェークハンド |
特徴 |
福原愛選手も使っているラケットの形状です。バックハンドで強い球が打ちやすいという特徴があります。ラケットを、握手をするように持つことからこう呼ばれています。 |
種類 |
攻撃用 |
ドライブやスマッシュを多用して、積極的に攻撃するプレーヤーに適している |
オール
ラウンド用 |
コントロールを重視し、攻撃と守備のバランスを考えたオールラウンドプレーヤーに適している |
カット用 |
中・後陣でカットを主体にするプレーヤーに適している |
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グリップ |
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■FL(フレア) 重心がグリップ先にきて、手のひらにフィット |
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■ST(ストレート) 打法によってグリップが変えやすく、同じ幅で直線的なグリップ |
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■AN(アナトミック) 手のひら全体にフィットし、安定感のある波形グリップ |
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■CO(コニック) ブレードに接する部分が細くなっているグリップ |
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ペンホルダー |
特徴 |
手首の自由が利き、いろいろな角度が出しやすいので多彩な台上プレーができる特徴があります。鉛筆を持つようにラケットを握ることからこう呼ばれています。 |
種類 |
ドライブ用 |
ドライブ強打を主戦武器として、積極的に攻撃するプレーヤーに適している
※ブレード形状:角型 |
速攻用
ラウンド用 |
前陣においても、フォア・バックの操作がやりやすく、攻撃と守りに適している
※ブレード形状:角丸型、丸型 |
速攻用 |
ラケットの両面に異質ラバーを貼り、多彩な球質を作り出す |
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グリップ |
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■日本式ペンホルダー 裏面は半円のコルクが付いている |
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■中国式ペンホルダー シェークハンドのグリップを途中で切ったような形状 |
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■反転用ペンホルダー 試合中に回しながら打てるように工夫されたグリップ。両面にラバーが貼れる。 |
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【プレート形状】
角型:ラケットの先端よりに重心があるため、ドライブの威力を出しやすい。
角丸型:角型と丸型の中間の特性。 スマッシュ、プッシュなど前陣での速攻攻撃がしやすい。
丸型:全長が短く、重心がグリップに近いので速打・切り替え・台上プレーがしやすい。
【ラバーの種類】
卓球のラバーとは、ゴム製のシートとスポンジを貼り合わせたものを言います。
ラバーの色は明るい赤と黒のみが認められています。ラバーを貼った面の反対側の面には異なる色のラバーを貼るか、異なる色に着色しなければならないという規定があります。
一般的にラバーは厚ければ厚いほど強い球が打てますが、コントロールは難しくなるという難点があります。その他、粒の形状に関して規定が詳細に定められています。
種類 |
特徴 |
|
ボールとの接触面積が大きく、最もスピンをかけやすい。 |
●テンション系裏ソフト |
ラバー自体がエネルギーを内臓し、最高の弾性と摩擦力を持つ裏ソフトラバー |
●高弾性高摩擦裏ソフト |
高い弾性と摩擦力を持つ裏ソフトラバー |
●高粘着高摩擦裏ソフト |
非常に高い粘着性と摩擦力を持つ裏ソフトラバー |
●粘着性高摩擦裏ソフト |
高い粘着性と摩擦力を持つ裏ソフトラバー |
●コントロール系裏ソフト |
コントロールのしやすい裏ソフトラバー |
|
|
ボールとの接触面積が小さく、相手のスピンに影響されにくい。また、スポンジを面で押すため、球離れが速い。 |
●テンション系表ソフト |
ラバー自体がエネルギーを内臓し、最高の弾性を持つ表ソフトラバー |
●高弾性スピン系表ソフト |
高い摩擦力と弾性を持つ表ソフトラバー |
●高弾性表ソフト |
高い弾性を持つ表ソフトラバー |
●高弾性ラージ表ソフト |
ラージボールに適した表ソフトラバー |
|
|
打球時にツブが変形するため、相手のボールに影響されにくく、意外性のあるボールがでる。 |
●ツブ高表ソフト |
ツブが高く、変化幅の大きいラバー |
●ツブ高一枚 |
ツブが高く、スポンジのないラバー |
|
|
軽くて操作しやすく、低弾性のため、強烈なドライブも止めやすい。 |
●一枚 |
ラスポンジのないラバー |
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|
相手のスピンに影響されにくい。 |
●アンチ裏ソフト |
摩擦の少ない裏ソフトラバー |
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種類 |
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特徴 |
ボールとの接触面積が大きく、最もスピンをかけやすい。 |
●テンション系裏ソフト |
ラバー自体がエネルギーを内臓し、最高の弾性と摩擦力を持つ裏ソフトラバー |
●高弾性高摩擦裏ソフト |
高い弾性と摩擦力を持つ裏ソフトラバー |
●高粘着高摩擦裏ソフト |
非常に高い粘着性と摩擦力を持つ裏ソフトラバー |
●コントロール系裏ソフト |
コントロールのしやすい裏ソフトラバー |
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種類 |
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特徴 |
ボールとの接触面積が小さく、相手のスピンに影響されにくい。また、スポンジを面で押すため、球離れが速い。 |
●テンション系表ソフト |
ラバー自体がエネルギーを内臓し、最高の弾性を持つ表ソフトラバー |
●高弾性スピン系表ソフト |
高い摩擦力と弾性を持つ表ソフトラバー |
●高弾性表ソフト |
高い弾性を持つ表ソフトラバー |
●高弾性ラージ表ソフト |
ラージボールに適した表ソフトラバー |
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種類 |
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特徴 |
打球時にツブが変形するため、相手のボールに影響されにくく、意外性のあるボールがでる。 |
●ツブ高表ソフト |
ツブが高く、変化幅の大きいラバー |
●ツブ高一枚 |
ツブが高く、スポンジのないラバー |
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種類 |
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特徴 |
軽くて操作しやすく、低弾性のため、強烈なドライブも止めやすい。 |
●一枚 |
ラスポンジのないラバー |
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種類 |
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特徴 |
相手のスピンに影響されにくい。 |
●アンチ裏ソフト |
摩擦の少ない裏ソフトラバー |
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打法を覚えて、どんどん卓球の技術を磨きましょう!
打法 |
特徴 |
ドライブ |
ボールに強い前進回転を与える打法。
特にスピードを加えた強力なドライブをパワードライブ、対して回転のよくかかったやや山なりの軌道
のドライブをループドライブという。 ボールに横回転を与えるドライブをカーブ(シュート)ドライブ、相手のドライブに対して打つドライブを
カウンタードライブという。 |
スマッシュ |
ボールを弾くように打つ打法。 ドライブより小さいスイングで速いボールを打つことができる。 |
カット |
ボールに後退回転を与える打法。台から離れて、上から下のスイングで打つことをいう。 |
ツッツキ |
台上、または台のそばでの短いスイングでのカット打法。 |
ストップ |
相手の短い下回転系のボールに対し、相手コートに2バウンド以上するように小さく返す打法。 低いストップに対しては物理的にドライブが打てないため、防御技術として有効。しかし浮いてしまうとチャンスボールとなってしまうことが多い。上級者のレシーブに多い。 |
フリック |
台上で相手のツッツキをパチンとはじくような打法。「台状の払い」とも言う。 英語でflic(フリック)やflip(フリップ)という(「軽くはじく」「パチンと打つ」という意味)。 |
プッシュ |
押し出すように打つ打法で、主にペンホルダーのバック側の攻撃に使う。 シェークハンドのバックハンドに比べて威力を出しにくいが、やり方によっては同等以上に打ち合うこともできる。 |
ロビング |
ボールを高く打ち上げて返球する打法。相手のミスを誘うものだが、相手の強打を受けるという
リスクがある。 |
打法と併せて、サービス(サーブ)もどんどんマスターしましょう!
サービス |
特徴 |
フォアサービス |
自分の利き腕に対してフォア側からラケットのフォア面を使って出すサービスのこと。 |
バックサービス |
台の中央付近に立って、ラケットのバック面を使って出すサービスのこと。 |
投げ上げサービス (ハイトスサービス) |
サーブのトスをする際に、ボールを2メートル以上投げ上げて出すサーブのこと。 ミスをしやすくなるが、その分回転やスピードが増す。 |
しゃがみ込みサービス |
サーブを出す際に、膝を曲げてしゃがみ込みながら出すサーブのこと。 非常に強い回転をかけることが可能。 |
日本卓球ルールでは競技用ウエアについて「JTTA(日本卓球協会)が主催する大会に
おいては、シャツ、ショーツ(ショート・パンツまたはハーフパンツ)またはスカートは、いず
れもJTTAが公認したものでなくてはならない」と規定しています。(ただし、日本卓球協会
以外の団体が主催する大会については、主催団体の判断に委ねられます)
JTTAが公認した競技用ウエアには「J.T.T.A.A.マーク」が付いており、当店で取り扱って
いる競技用ウエアにはすべて「J.T.T.A.A.マーク」が付いています。
シャツ
コットン混の鹿の子ポロシャツから、速乾性・吸汗性・伸縮性に優れたハイクオリティーなものなどがあります。
パンツ
体の動きをサポートするストレッチ性や、動きを妨げない軽さ・滑らか・肌ざわりの良さからもお選びください。もちろん、スタイルをよくみせるデザイン性もお楽しみいただけます。
ソックス
履き心地のよさだけでなく、機能的にも衝撃吸収性・耐久性・抗菌防臭・サポート力・速乾性などいろいろな特製をもったもの
があります。
シューズ
履軽量化や屈曲性の向上、足首のサポートやかかとへの衝撃吸収力、グリップ性等々、より自分の足に近い感覚で動けるシューズが開発されています。